デリケートゾーンの黒ずみはピーリングで解消できる?

デリケートゾーンピーリング

古い角質を取り除くことができるピーリングですが、デリケートゾーンの黒ずみをピーリングで解消することはできるのでしょうか?

ピーリングは、酸の力を利用して角質を溶かし肌本来の角質を取り戻すことができるため、ターンオーバーの乱れがちな女性に人気の美容法です。デリケートゾーンの黒ずみにも効果的なら、美肌効果にも期待できるのでありがたいですよね。

しかし、デリケートゾーンの黒ずみ改善にピーリングはおすすめできません。理由は3つあります。

  1. デリケートゾーンの黒ずみの原因は角質ではなくメラニン
  2. 刺激が強くデリケートな肌へのリスクが高い
  3. しっかりしたスキンケアの知識が必要

ピーリングでデリケートゾーンの黒ずみを解消できるかと言えば、できないこともないがそれほどメリットもないといったところです。それぞれのおすすめできない理由について解説していきます。

デリケートゾーンの黒ずみの原因は角質ではなくメラニン

デリケートゾーンメラニン

ピーリングは角質を除去する美容法です。角質の酸化による黒ずみ対策としては効果的な方法ですが、デリケートゾーンの黒ずみは、主にメラニンの色素沈着が原因です。

ピーリングをすることでターンオーバーが早まって、メラニンをスムーズに排出できると考えている人もいるようですが、ピーリングは肌本来の角質を取り戻すことを目的としているので、ターンオーバーが早まるわけではありません。

しかも、ターンオーバーのサイクルは早ければいいというものでもありません。ターンオーバーのサイクルが早過ぎると未成熟な角化細胞が肌表面に出てしまうため、お肌のバリア機能が正常に働かなくなり、かえってメラニンの過剰生成を促すことになり、黒ずみを発生させてしまうことになります。

さらに、お肌のバリア機能に大切な保湿成分は、ターンオーバーのサイクルが正常な状態で生み出されるので、乾燥による肌トラブルを起こすといった悪循環に陥ってしまいます。

メラニンの色素沈着による黒ずみは、ピーリングで角質を除去するより、メラニンの生成を抑えることや保湿による肌ケアの方が効果的なんです。

デリケートゾーン黒ずみ違い

黒ずみの種類と違いで変わる黒ずみ対策

2017年9月17日

ピーリングは刺激が強くデリケートな肌へのリスクが高い

ピーリング肌トラブルリスク

ピーリングの種類は様々ありますが、市販されているピーリング石鹸やピーリングジェルにはAHA(アルファヒドロキシ酸)という成分が配合されています。AHAはリンゴ酸やクエン酸などのことで、フルーツ酸と言った方が耳馴染みがいいかもしれません。

これらの酸が角質を溶かして除去していくのですが、角質を溶かしてしまうくらいなので肌にとっては刺激物でしかありません。市販されているものは、肌トラブルが起きないように比較的強い成分は配合されていませんが、それでも人それぞれ肌質やアレルギー物質は違うので、肌トラブルを招く可能性があります。

また、ピーリング石鹸やピーリングジェルは、肌に乗せてる時間によって過度なピーリングをしてしまうことがあります。時間が長ければ長いほどピーリング効果が高まりますが、必要以上に長時間乗せ続けると過度に角質を剥がしてしまうことになり、黒ずみ対策をしているのにかえって黒ずみの発生要因を増やすことになってしまいます。

デリケートゾーンの皮膚は薄く陰部は複雑な構造をしているので、セルフケアでのピーリングは肌へのリスクが高いと言わざるをえません。

しっかりしたスキンケアの知識が必要

ピーリングより保湿

ピーリングは古い角質を取り除いて本来の角質を取り戻しますが、角質と共に皮脂も取り除いてしまうので、ピーリング後のスキンケアをしっかりしないと肌トラブルに陥ります

角質を取り除けなければ、せっかくのピーリングも効果が半減になってしまいますし、やり過ぎると肌トラブルを招くので、どの程度ピーリングができたのかによってやらなければいけないピーリング後のスキンケアも変わってきます。

しかし、どれくらいピーリングができたのかを判断するのは難しく、ある程度角質が落ちていればスッキリした気になりますが、やり足りないのかやり過ぎたのかはよくわかりません。

特に注意しなければならないのはやり過ぎた場合ですが、角質層はo.o3ミリ程度と非常に薄く、デリケートゾーンともなれば極薄と言っていいほどしかないので、やり過ぎの危険を伴います。その後のスキンケア次第では、重大な肌トラブルになってしまう可能性もあります。

専門的なスキンケアの知識が必要になってしまうことも考えられるので、セルフケアでのピーリングは極力避けた方が無難です。もし、ピーリングをするのであれば、専門知識を持ったクリニックで行うようにしましょう。

保湿ケアをすることで古い角質を柔らかくしていくこともできます。デリケートゾーンの黒ずみ対策としてピーリングをするくらいなら、普段あまりやっていないデリケートゾーンの保湿対策をしっかり行う方が安全でセルフケアに向いています。

デリケートゾーンの黒ずみ対策クリームは、肌にやさしく保湿成分もたっぷり配合されていますし、メラニンの生成を抑える美白成分も配合されています。ピーリングで危険を冒すより、黒ずみ対策クリームの方が効果的に黒ずみ解消を目指せます。

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2017年8月25日